2018年12月一覧

抗インフルエンザ薬はどのような作用か?新型インフルエンザへの効果は

抗インフルエンザ薬では、インフルエンザウイルスの型が違ってもある程度は効果があることが分かっています。抗インフルエンザ薬にはM2阻害剤、ノイラミニダーゼ阻害剤、キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害剤の3種類あり各々違うメカニズムによってウイルスの増殖を阻害します。

インフルエンザウイルスの構造と増殖そして変異について

インフルエンザウイルスのようなRNAウイルスは、複製する時に、「完全コピー」しない時があります。つまり失敗のまま複製してしまいます。その結果、新しい遺伝子ができ、「HA」、「NA」のタンパク質の構成や少しだけアミノ酸の配列が違うタンパク質が生まれて、突然変異のウイルスが生まれます。