乳酸菌はノロウイルスに効果があるか?その実験結果とその他の効用について
乳酸菌にノロウイルスを予防する効果はありません。しかし、37℃以上の発熱の持続日数について飲まないグループでは2.9±2.3日、飲むグループでは1.5±1.7日となり、有意差を確認することができました。
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乳酸菌にノロウイルスを予防する効果はありません。しかし、37℃以上の発熱の持続日数について飲まないグループでは2.9±2.3日、飲むグループでは1.5±1.7日となり、有意差を確認することができました。
ラクトフェリンを摂取することで、ラクトフェリン、または胃での消化物がノロウイルスやロタウイルス等のウイルスの表面やその感染場所である消化器官の細胞と結合し、ウイルスが細胞内に侵入するのを抑制する効果があります。
よくマスクに予防効果があると信じて装着している人も見受けられます。結論としては、マスクにはノロウイルス自体を防ぐ効果はありません。なぜならノロウイルスは非常にサイズが小さいため、一般的なマスクだと隙間を通過してしまうからです。
研究員のAnne M Hutson氏は、O型はノロウイルスの感染がしやすく、B型やAB型は感染確率が低いと論文で述べています。但し、ノロウイルス一つの遺伝子型についての実験結果についての結論です。
ハイターの成分は次亜塩素酸ナトリウムと呼ばれるアルカリ性の物質です。ハイターに含まれる次亜塩素酸ナトリウムの濃度は5%ほどとなっています。そのため、このハイターを使って家庭でもできるノロウイルス用の消毒を作ることができます。
非常に感染力が強い上に取り除くのが困難なのがノロウイルスの特徴かつ厄介な点です。方法を誤ってしまうと除去するどころか尚一層広範囲にウイルスを撒き散らしてしまう恐れがあるので、事前に対策方法を予備知識として得ておくといいでしょう。今回は、ノロウイルスに対する熱湯消毒についてご紹介したいと思います。
激しい下痢や嘔吐は大人でも日常生活に支障が出るため、ママももらってしまうと子どもの看病ができなくなります。次亜塩素酸水溶液などの除菌スプレーで子どもが触れたドアノブやトイレなどあらゆる場所に吹き付ければ接触感染の確率を下げることができます。
空気感染といっても、結核、はしか、インフルエンザのような広範囲にわたるものではなく、ノロウイルスを含んだ吐しゃ物や糞便が乾燥して舞い上がり比較的感染源に近い場所で起こります。このように塵埃を経由して伝播していくので、汚物の適切な処理を行うことが不可欠です。
ノロウイルスによって、頭痛が引き起こされる原因は何度も嘔吐を繰り返しているうちに頭に血が上って血圧が上がってしまうことが原因だと考えられています。ウイルスに感染してしまうと、それを撃退しようと発熱によって体の免疫を高めようとするのです。このときに、血流を良くしようと血管が膨張してしまうため頭痛が引き起こされてしまうのです。
ノロウイルスの特徴として ●水中で安定であること ●乾燥にも強いこと ●胃酸にも耐える構造(強酸性でも殺せない) ノロウイルスはインフルエンザウイルスとは異なり、口や鼻の咽頭部では増殖しません。胃を通り越して、小腸粘膜の細胞にてウイルスを増殖させます。