ノロウイルスは感染すると免疫はつく?ノロの活性と空気感染の注意点

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ノロウイルスに対する免疫 

冬場などの気温が下がる季節になると、流行を始めるのがノロウイルスによる下痢や嘔吐などの消化器官による症状です。この時期に病院にいくとそこでもらってくることもあります。

子供や高齢者ではしばしば、重症化し脱水症状を期たし入院加療の必要に迫れることもあるとされています。

基本的には、落ち着くまでは自宅で水分補給しながら1〜2日のピークを乗り切ります。

参考ノロウイルスにかかった時の飲み物!ポカリや経口補水液がオススメな理由

今回は、ノロウイルスのあまり知られていない空気感染やノロウイルスに感染すると免疫がつくかいなかについてお話したいと思います。

ノロウイルスは空気感染もあり得る

ノロウイルスの感染経路は、ウイルスが付着した食物を摂取したり、患者の吐しゃ物や糞便に接触したりすること間接的に感染が拡大します。

実は、空気感染も感染経路の一つであることが明らかになりつつあります。ノロウイルスを予防のために、空気感染の特徴を知っておくことは重要です。

空気感染といっても、結核、はしか、インフルエンザのような広範囲にわたるものではなく、ノロウイルスを含んだ吐しゃ物や糞便が乾燥して舞い上がり比較的感染源に近い場所で起こります。

このように塵埃を経由して伝播していくので、汚物の適切な処理を行うことが不可欠です。

また、吐しゃ物が衣類にかかった場合乾燥してしまうと空間に飛散してしまうので、迅速に処理しなければなりません。

参考嘔吐して衣類にノロウイルスが付着した時の3つの消毒方法と洗濯について

ノロウイルスはどの程度の期間、活性を持ちうるの?

病原ウイルスの特徴として人間などの宿主の細胞の中に入り込まなければ、増殖することは出来きません。

ノロウイルスは現時点では実験室で培養できないので正確なデータはありませんが、類似した性質のネコカリシウイルスでは、乾燥状態で気温4度の条件では、約60日間、20度までの環境でも30日間、伝染力をもったまま生存していたと報告されています。

引用一般財団法人東京顕微院「ノロウイルスの食品や環境における生存性」

この実験からも相当長期間、伝染力を維持していることが分かります。やはり冬流行する時期は気をぬけません。

ノロウイルスに感染して免疫つく?

ノロウイルスは一度感染すると免疫がつきます。でもなぜワンシーズンに2回感染してしまうのでしょうか?

国立感染症研究所によると、免疫の持続期間は同一の遺伝子型のノロウイルスに対して6カ月~2年程度と考えられています。

しかし、遺伝子の型が違えば免疫は獲得できていないためまた感染してしまうのです。

現時点で分かっている人間に感染する主なノロウイルスは、2つの遺伝子群(GIとGII)、さらにGIは9種類(GI.1~GI.9)、GIIは22種類(GII.1~GII.22)の合計31種類です。

ウイルスも生き残るために進化していき(環境適応)人間に感染すればするほど遺伝子型を変化させてより効率的に伝播していきます。

変異したウイルスは、今までのノロウイルスと異なり、免疫を持たない人が多いため、抵抗力が弱い子供や高齢者だけでなく、普段はあまり病気をしない健康な大人も流行する可能性があります。

ノロウイルスに感染しないための予防策

ノロウイルスに感染してからの行動も大切ですが、まずは予防対策が重要になってきます。

ノロによる体調不良

手洗いをする際には殺菌と消毒を同時にできる薬用石鹸の使用や人が触れやすい場所を次亜塩素酸水溶液のスプレーで掃除することも効果的です。

参考ノロウイルス対策に効果がある除菌剤について比較しました!

汚物が乾燥して残留することにより空気感染することの無い様に、汚物の処理には使い捨ての手袋を2重にして、マスクやエプロンをつけ皮膚に接触しないように注意しましょう。

以上、ノロウイルスは感染すると免疫はつく?ノロの活性と空気感染の注意点についてご紹介しました!

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