インフルエンザの時のオススメの食べ物とは?果物で行う対症療法

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インフルエンザには果物

インフルエンザは、ウイルスが原因で発症する呼吸器系の急性感染症で、普通の風邪と症状は類似していますが高熱が出るなど「重い」のが特徴です。

このために、高齢者や乳幼児が発症した場合は、重症化するケースも少なくはありません。

高齢者の場合には体液量が少ないので、脱水になりやすいです。高熱により脱水することは分かりやすいですが、脱水により発熱も度々起こります。

インフルエンザは風邪とは違い、事前にワクチンという形であえてウイルスを体内に入れておくことで、免疫ができて予防に繋がります。

しかし、インフルエンザウイルスは人の細胞に入りやすい構造をしていて、さらに形も変わりやすい(人に対応しやすい)のです。

そのため、ワクチンを接種しているからといって発症してしまう可能性がある上に、別の型には効果が一切ありません。

なお、インフルエンザに対しての治療法としては、抗ウイルス薬の投与が最も一般的です。

しかし、発症してすぐに投与しなくては効き目がなくなってしまうと考えられており、48時間をタイムリミットとしています。

Contents

インフルエンザの時は対症療法の一つの食事療法を行う

48時間のタイムリミットが過ぎてしまった以降の治療法としては、免疫力を引き出して自然な回復を実現する食事療法や水分補給、安静にするなどが代表的です。

栄養補給や安静にして体力を温存することで、インフルエンザウイルスと戦う白血球に働きやすい環境を整えます。

自己免疫力を高めることが一番対症療法の基本といえます。

『病気に対抗するには栄養補給も重要なので、食事もある程度取る必要がある』ということは分かっていますが、インフルエンザにかかると、食欲がなくなりがちですよね。

だから、インフルエンザに感染している時は、消化しやすく、腸管を刺激しない食べ物が適しています。

インフルエンザのときのおすすめの食べ物は消化におかゆ

インフルエンザでも、症状によってベストなご飯は変わります。

下痢や吐き気など、消化器系の症状が現れている場合は、食事は胃腸に負担がかからないご飯が良いです。

特に良いのは、体調を崩したときの定番とも言えるおかゆです。

おかゆは体内で消化しやすく、吸収も早いので消化器系が弱っているときにはベストです。

また、同じく消化器系が弱っているときに良い豆腐、栄養価が高い卵などを一緒におかゆの中に入れておくと、しっかりと栄養を摂ることができます。

おかゆがインフルエンザのときに良いのは、温かいご飯であることも一つの理由です。

消化器系が弱っているときには、冷たい食事は胃腸に負担をかけてしまうので、温かいご飯を食べなければいけません。

その点からも温かいおかゆは、インフルエンザのときに最適なご飯とも言えます。

ただし、インフルエンザで下痢や吐き気などの症状が出ているときは、食事よりも脱水症状を防ぐために、水分補給を優先してください。

市販されているポカリや経口補水液で水分を摂取しつつ、食事は無理のない程度に留めなければいけません。

参考インフルエンザの時には脱水症状をを防ぐ!オススメな飲み物とはについてはこちらを参考にしてください。

また、おかゆを食べるときは一気に食べるのではなく、少量ずつ食べ胃腸に負担をかけないようにしましょう。

補足:おかゆにうめや昆布など少し味付けとなるものがあると食べやすいです。

また、煮込みうどんやおかゆを食べられる場合は、具材選びが重要です。

注意:体を温める働きがあるショウガやネギ、唐辛子は、胃腸に対する刺激が強いので控えた方が安心です。

インフルエンザの時はビタミンを補うべし

インフルエンザがピークに達する前の食欲があまりない時には、煮込みうどんやおかゆ、すりおろしたリンゴなどが食べやすいです。

特にリンゴは、食欲がまったくない時でも、食べることができ、すりおろすことで、胃腸に対する負担が少なくて済みます。

消化に良い食べ物を、少量食べて胃腸に負担をかけないようにすることが大切です。

インフルエンザのピークを過ぎてくると体力を回復するような食事が適しています。

謝を促進するビタミンB群と白血球の働きをサポートするビタミンCを重点的に摂取することが適当です。

具体的には、イモ類、豚肉、ニンニク、卵などの食材を用いた料理がおすすめで、特にこれらを煮込んで汁ごと食べられる鍋やスープなども良いです。

体を修復するために良質のタンパク質を取れる、植物性タンパク質では豆腐動物性タンパク質であれば、鶏肉、卵、白身魚、などが油を使わず食べましょう。

インフルエンザの時に食べ物は果物がおすすめの理由

インフルエンザにかかってしまうと驚くほど消費カロリー量が多くなってしまい、食欲が湧かないからと言って何も食べ物を食べずに居ると、みるみるうちに痩せていきますし完治するまで遅くなってしまいます。

そこで、インフルエンザになった際に食べるべき食べ物として果物が挙げられるのですが、ビタミン類とカロリーがバランス良く豊富に配合されている上に、口当たりが良好なので体温が高くて強烈な倦怠感を覚えている時でも比較的食べやすいです。

そして、果物を得る時には吸収が容易であるものの、すぐに体内で消費してしまう果糖をコンスタントに得るために、短い間隔を設けつつ高い頻度少しずつ定期的に食べてください

オススメ果実はこの4種類

インフルエンザにはビタミン

●イチゴ

ビタミンCが多く、また粘膜の抵抗力をupさせる効果もあるそうです。

●バナナ

栄養価満点で多くのビタミン類が含まれていて消化吸収に適しています。

●キウイ

点滴に含まれているミネラルがたっぷり(ナトリウムを除く)含まれています。キウイ≒点滴補給と覚えておきましょう!

●リンゴ

クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを改善して、殺菌作用などの効果もあります。また、リンゴの皮にはペクチンという物質も含まれていて、整腸作用があります!

ただし、インフルエンザのピーク時などは果物でさえ固形物が受け付けない人もいるので、複数種をミキサーに投入しミックスジュースを作りましょう。

補足:ミキサーがないのであれば、塩分控えめな野菜ジュースを飲のもありです。

まとめ

これらの果実は、ビタミンCが豊富では、水分が多く、食欲のない時でも食べられるので、普段から取り入れておくとインフルエンザ予防にもなるでしょう!

以上、インフルエンザの時のオススメの食べ物とは?食事で行う対症療法でした。