豚コレラの感染が家畜で確認されました!豚コレラとその影響とは?

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コレラは、現在アジアやアフリカの一部で流行しており、コレラ菌に汚染された水や食料を経口摂取することによって感染します。

 

感染後数時間〜5日間の潜伏期間があり、軽度の下痢または嘔吐が引き起こします。(何の症状もない場合も少なくありません。)

 

東京都感染症情報センターによると、重症の場合、「コメのとぎ汁のような水様性便」が大量に(1日10ℓ~数十ℓ)排泄され、すぐに治療を行わないと死亡する可能性があります。

参考東京都感染情報センター「コレラ」

Contents

豚コレラとは?

豚やイノシシが感染するウイルス性の家畜伝染病です。人には感染せず、感染した豚やイノシシの肉を食べても人体には影響はありません。

 

そもそも、豚コレラと人が感染するコレラは全くの別物です。豚コレラはウイルスで、人が感染するウイルスは細菌です。

 

豚への感染力が非常に強く、致死率が高いので、発生した養豚場で飼われる豚は全て殺処分されます。

 

そのため、豚の畜産農家には死活問題となり、周辺10km圏内の養豚業者も出荷制限を受けます。

 

豚コレラが広がりつつある

近年、豚コレラが確認された都道府県は、岐阜県、愛知県、長野県、滋賀県、大阪府の中部エリアが中心です。

 

これらの地域に感染が広がった経路について判明はしていませんが、農林水産省によると、「小動物や鳥、人、車などに付着してウイルスが広がった可能性がある」そうです。

 

1992年にも全国的に蔓延した時がありました。その時は、養豚場の豚にワクチン接種をさせることで撲滅することができました。今の現状では、まだ導入するかどうか決まっていません。

 

鳥インフルエンザしかり豚コレラしかり、同じ種が密集して生活している場合には集団感染のリスクが非常に高まります。

 

だからこそ、クリーンな環境を保つことがとても重要になります。次亜塩素酸水を使った研究についてまとめた記事は下記からどうぞ!

 

参考畜産に次亜塩素酸水を応用!その清掃・除菌・消臭について

 

豚は私たちの食生活でも身近な存在であるため、一刻も早く豚コレラが収束してもらいたいです。農林水産省や畜産農家さん頑張ってください!

以上、豚コレラの感染が家畜で確認されました!豚コレラとその影響についてご紹介しました。

 

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