【強毒型】新型インフルエンザのすべて〜自分の身は自分で守る〜

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タミフルでインフルエンザ対策2017年~2018年はインフルエンザが大流行し、日本人の10人に1人は感染していると推測されています。

そもそもインフルエンザと新型インフルエンザの違いをご存知でしょうか?

新型インフルエンザとはインフルエンザウイルスの形が変異して今まで人が免疫を獲得していないインフルエンザウイルスの事を言います。

厚生労働省の試算では、新型インフルエンザに感染する国民は約25%(医療機関を受診する患者数は、約2,500万人)とされています。

補足:入院患者数は約53万人〜200万人、死亡者数は約17万人〜64万人と推定しています。

参考厚生労働省新型インフルエンザ対策行動計画

今までに流行したことがあり新型と区別するために季節性のインフルエンザと呼ばれています。

通常、インフルエンザは1〜2年大流行した後に国民の約70%の人が感染し免疫を獲得していき季節性のインフルエンザとなっていきます。

2009年に豚インフルエンザ由来のインフルエンザが流行し、呼吸器以外の臓器にも感染する強毒型のインフルエンザウイルスの可能性が示唆されていましたが幸いにも弱毒型のウイルスでした。

疑問:弱毒型とは感染症を発症し時に、特定の部位のみに症状がるもので、インフルエンザは、呼吸器のみに症状が現れます。

しかし、WHOの発表によると2014年時点でも強毒型鳥インフルエンザに感染して亡くなられた人は386人はいるとのことです。

もともとインフルエンザウイルスは鳥由来のウイルス

インフルエンザウイルスは鳥から鳥に感染し、豚インフルエンザも同様に豚から豚に感染するものでした。豚インフルエンザも従来は鳥から感染しました。

しかし、ウイルスが変異することで鳥や豚から人に感染し、人から人に感染しやすくなったものがいわゆる新型インフルエンザです。今まで誰も感染したことがないため、どんどん感染が広がっていきパンデミックが起きてしまいます

強毒型の新型インフルエンザはA型

インフルエンザウイルスの種類は大きく分けるとA型、B型、C型と3種類あり大流行を引き起こすのはA型です。

参考『風邪菌』と呼んでいる人は知らないインフルエンザと風邪の違い

さらにA型には144の亜型に分かれます。インフルエンザウイルスのタンパク質を構造するノイラミニダーゼ(NA)16種類とヘマグルチニン(HA)9種類の組み合わせで新たな新型インフルエンザウイルスが誕生するのです。(16×9=144型)

補足:強毒型のインフルエンザウイルスはH5N1型です。

鳥インフルエンザの脅威

先ほどお話しした通り全てのインフルエンザの由来は鳥からです。その鳥で感染が広がることで私たち人間への感染リスクが非常に高くなります。

そのため鳥インフルエンエンザの疑いがある場合は悲しいですが、殺処分することになっています。

想像してみてください。牛や豚以上に鳥は過密に家畜として飼育されています。そのような狭い中にいるので瞬く間に感染症は広がってしまいます。

強毒型のインフルエンザに感染したニワトリは1〜2日でほぼ10割の確率で死んでしまいます。

新型インフルエンザの変異の流れ

もともとはカモやアヒルなどの水鳥の腸内では悪さをしなかったウイルスが主に3つの経路で変異していくと考えられています。

1養鶏場のニワトリ→人の中で変異→人から人に感染する新型ウイルスに

2養鶏場のニワトリ→養豚場の豚の中で変異→人から人へ

3季節性のインフルエンザウイルス→豚や鳥の中でと変異→人から人へ

家畜が当たり前となった現代なので徹底的な新型インフルエンザ対策が必要です。しかし、一度アウトブレイク(発生する)してしまうと止めることは現実的にはほぼ不可能です。

新型インフルエンザが発生すると止められない

感染が広がって封じ込めることが困難な理由として以下が挙げられます。

・人と人が接触する機会が多いこと

・飛沫感染、接触感染、空気感染と効率のよい感染経路なこと

・ワクチンはすぐには製造できないこと

・飛行機や電車など交通網が発達していること

・人が免疫を持っていないこと

・すぐに発症するわけでなく潜伏期間があること

など、私たち人間は社会的生活をしている限りどんなに対策を施しても感染するリスクは多少なりともあります

日本以外の国で新型インフルエンザが発生した場合、早ければ1週間以内に日本国内に持ち込まれて知らぬ間に広がっているということを知っておりてください。

WHOでの試算では、新型インフルエンザ感染者の0.1~0.4%の致死率を持ち毒性が強くなると0.5%以上になると言われています。また、日本では、17万人〜64万人の死者数がでると厚生労働省が発表しています。

そのような事態になった時に、医療機関は大混雑し、流通や製造、サービスの供給が著しく低下します。なので、日頃から備蓄を心がけて万が一に備えておくべきです。

どのように新型インフルエンザが拡散するか試算

国立感染症研究所によると1人の新型インフルエンザ感染者が2週間で約35万人に広がってしまうと試算しています。

海外のどこかで感染が起きた場合日本には1〜2週間以内には入ってきていると想定されています。もしくはもっと短期間で入ってくる場合もありえます。国立感染症研究所が作ったインフルエンザが蔓延するシミュレーションは以下です。

Day1 海外から新型インフルエンザに感染したまま気づかず帰宅

Day2 東京にある会社に出社、地下鉄で通勤

Day4 新型インフルエンザの症状が現れる

Day8 東京、名古屋、大阪、仙台、福岡などの主要都市にて約9000人に拡大

Day14 全国約35万人が感染

とにかく、テレビでもインターネットでもニュースを逐一確認して状況を把握してください。手洗い、うがい、洗顔、除菌剤を活用して外出をなるべく控えましょう。(もちろん塾や習い事も休む方がいいです。)

新型インフルエンザ対策を前もって準備する

抗インフルエンザ薬

早かれ遅かれ新型インフルエンザは変異してしまい運が悪ければ強毒型のくじを引いてしまうかもしれません。

大流行すると、医療機関にたくさんの人が押し寄せます。只でさえ、いつも病院は、患者でいっぱいの上に新型インフルエンザの可能性の人がたくさんくると医療従事者も感染リスクが非常に高まりますし、その他の病気の人にも影響がでてきます。

社会インフラを崩壊させないためにも感染拡大を遅らせることが大切です

新型インフルエンザの蔓延は不可避ならば、前もって対策を行い最小限の被害で食い止めるべきです。

国、行政、医療機関、企業、学校、家庭、個人など全ての人が危機感を持って連携して危機を乗り越えるために協力すべきです。

国、行政、医療機関での対策

・WHO(世界保健機関)と協力し他国との連携

・厚生労働省、保健所から情報発信、共有

・社会のインフラ整備

・医療機関の横のネットワークを構築

・インフルエンザ流行時の行動制限など

学校、企業、家庭、個人での対策

・感染症予防するための商品を常備して使用している

・外出を自粛する

・新型インフルエンザを正しく知ること

・仕事や学校への出勤、出席の規制など

・個人でも予防対策をする

・公共交通機関やイベントなど人が密集する所は避ける

誰でもできる新型インフルエンザ予防・対策

インフルエンザウイルスは空気感染、飛沫感染、接触感染と感染しやすい(防ぎにくい)感染経路をもっています。

飛沫は1〜2m程度が範囲ですし、その飛沫が空気中から吸い込むことで感染することもあり得ます。くしゃみをしたマスクを外す時に触れた手で、握手やドアノブを触れることで第3者にウイルスが拡散していきます。

・不特定多数の人が触る可能性が高い場所はこまめに清掃する

・触ったあとは手洗いと次亜塩素酸水溶液を使用した除菌剤を使う

・会社のオフィスでは加湿器を使用して湿度を50〜60%程度に保つ

※お水だけでなく次亜塩素酸水溶液を混ぜて希釈して使用をお勧めします。

注意:漂白剤の成分である次亜塩素酸ナトリウムではありません

強毒型インフルエンザワクチンの備蓄について

強毒型インフルエンザウイルスが流行すると大被害を受けるためその予防としてプレパンデミックワクチンを用意しています。

これらは、H5N1型インフルエンザウイルスのためだけに作られており、この型に感染した人または、鳥から分離して製造されています。

もちろんプレパンデミックワクチンがあれば広がらないわけではないですが、重症化を防ぐためには重要な役割を担っています。

現在、プレパンデミックワクチンは鶏卵培養法にて毎年1000万人分製造しています。(3年間有効で期限が切れると破棄しています。)

また、新しく細胞培養法も活用して生産スピードを向上させるために技術革新にも力をいれています。

引用厚生労働省ホームページ『新型インフルエンザ対策におけるプレパンデミックワクチンの備蓄について』

補足:プレパンデミックだけでなく流行後にはなりますが、通常のワクチンも流行に合わせて製造されますが、大量生産して日本全員に行き渡るまでには1年〜1年半はかかると言われています。

抵インフルエンザ薬のタミフル、リレンザ、ラピアクタ、イナビル

イナビルでインフルエンザ

インフルエンザはウイルスのためウイルスに直接攻撃する薬はありませんが、ウイルスの増殖を抑える薬としてタミフルやリレンザなどの薬があります。

参考インフルエンザに感染した子どもへ与える抗ウイルス薬や座薬について

ウイルスももちろん薬に耐性を持つことがあります。そのためタミフルで効果がなければラピアクタやイナビルなどを使用し、その逆も然りです。

2016年以降から、備蓄薬に多様性を持たせ5,650万人分(日本国民の45%に相当する量)の抗インフルエンザ薬を流通備蓄分約1,000万人分を除き、国と都道府県の自治体に人口比率に合わせて備蓄しています。

2018年には季節性のインフルエンザが流行したにも関わらず1200万人近く罹患しているため、新型インフルエンザによる疾患の重症度等を踏まえ最新の情報を取り入れながら調整しています。

引用厚生労働省:新型インフルエンザ対策における抗インフルエンザウイルス薬の備蓄について

インフルエンザ感染リスクを下げるための方法

次亜塩素酸水でインフル対策

手洗いは特に重要で、石鹸でよく泡をたてて、手の指先、手の甲、爪の中までしっかり洗い水で流します。外出用には次亜塩素酸水の除菌剤を持ち歩きこまめに使用してください。

外出時には、不織布のマスクで隙間をできるだけ開けずに使用し、帽子、手袋、コート、メガネやサングラスを着用してウイルスに触れないように気をつけます。

もちろん完璧と思っても絶対大丈夫とは誰にも言えません。一番は外出を控えることが効果的な感染リスクを下げる方法です。

参考【まとめ】インフルエンザ予防マニュアル!これだけは試したい9の対策

感染リスクを下げるために空間除菌、ウイルス除去

冬場には空気が乾燥しておりウイルスの活動も活発になります。その対策として加湿器や空気清浄機を使って空間に浮遊しているウイルスや菌を相対的に減らすことで感染するリスクを下げることができます。

もう少し踏み込むならば、加湿器に次亜塩素酸水溶液を入れることで加湿器のお水が腐らなくなりぬめりもなくなり、除菌水が空間に広がるため効率的に対策することができます。

空間除菌の中には二酸化塩素を使用したものもありますが、ただ置いてあるだけでは効果はいまひとつです。

安全性と効果の両面でみるならば、超音波式加湿器+次亜塩素酸水溶液を使うことをオススメします。

注意:次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水溶液は全くの別物質のため勘違いしないようにしてください。

参考新型インフルエンザの感染予防・対策!事前に行うべきこと

自宅で感染者が出た時には隔離してできるだけ接触しないようにします。看病をする人もうつっては家族みんな感染する可能性もあるので、マスクを着用し、感染者が触ったところは次亜塩素酸水溶液の除菌剤をこまめに使用してください。

感染すると脱水症状も出やすいので、十分に水分補給をとりますが、ポイントは少量をこまめに飲むことです。

参考インフルエンザ時には脱水症状を防ぐ!オススメな飲み物とは

また、インフルエンザ時の食事についても別の記事でご紹介していますので参考にしてみてください。

参考インフルエンザの時のオススメの食べ物とは?果物で行う対症療法

まとめ

季節性のインフルエンザとは違い強毒型の新型インフルエンザは死に至る確率が比になりません。なので、自分の身は自分で守るしかありません。

パンデミックが起きた時には、通勤や通学をしない、買い物も控える、移動は徒歩または自動車で、病院に行く前には他の患者にうつす可能性があるため事前に電話で確認するなど予防のために心がけてください。

・強毒型インフルエンザウイルスへの変異の可能性は十分ある

・インフルエンザはもともと水鳥が持っている

・新型インフルエンザの拡大は防げない

・一人一人がインフルエンザ対策を

・プレパンデミックワクチンは3000万人分備蓄してある

・空間除菌・ウイルス除去には超音波加湿器+次亜塩素酸水溶液で

・外出を極力控える

以上、【強毒型】新型インフルエンザのすべて〜自分の身は自分で守る〜についてご紹介しました。

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